夏休み明け早々、始業式の翌日から中間テストがあったKさん
やっと終わったと疲れた様子で、入室してきました。
月初めは俳句の会で、いつもは怒涛の如く何句も詠むのですが、
「今日は俳句を作れない」と集中できない様子でした。
金曜クラスの若井先生は、「そういうときもあるさ。」と子どもの心を受け止め、
無理強いしません。
週が明けた先日、一週間前とは打って変わって、元気いっぱい、にこやかに入室してきました。
「中間テストの順位がわかった」と、満面の笑み。なんと3教科の点数が学年で3位!
5教科も7教科も一桁の順位でした。
夏休み中は山盛りの宿題にめげていましたが、やり切った結果です。
こういう報告を聞くと嬉しいですね。
てんてんくらぶは点数付けや序列はつけません。
作文の添削も赤ペンで励ましの言葉は書いても、指摘は最小限。
子どものやる気を削がないようにしています。
9月3日の俳句のお題は、「夏の終わりに」
*海水浴 遊泳禁止 マジぴえん HARU
↓
風立ちぬ 遊びし海よ いざさらば
↓
風立って 遊んだ海を 振り返る
↓
振り返る グッバイ海よ 波高い
「マジぴえん」という流行り言葉を使った俳句を
言葉を変えて表現しました。
夏の海の情景がはなやかに目に浮かんできました。